AIが見落とした3着内の馬は、どんな馬だったか
この記事の読み方:2025年2月〜2026年9月の JRA 平地レースを、あとから集計した探索的な研究です。
同じ期間を何度も調べているので、偶然の差が混ざる可能性があります。将来の的中や利益を約束するものではありません。
AIは「3着以内に来た馬を9番手以下に置いていた」ことが多いと分かりました。その見落とした馬を調べました。
見落とした馬は、何番人気だったか
AIの上位8頭に1〜3着が全員入らなかった2,259レースで、AIが9番手以下にしていた1〜3着の馬(延べ2,701頭)の人気を数えました。
約6割(1,590頭)は8番人気以内でした。人気(馬券を買う人たちの評価)では上位に見られていた馬を、AIが下に置いていたことになります。9番人気以下の馬も4割あり、こちらは人気でも低評価の「人気薄の好走」です。
3つのモデルで共通して見落としていた
| 区分 | 頭数 | 割合 |
|---|---|---|
| 3モデルとも9番手以下 | 2,171 | 80.4% |
| C0ともう1つのモデルだけ | 415 | 15.4% |
| C0だけ | 115 | 4.3% |
8割は3モデル共通でした。モデルごとの細かな違いより、3つのモデルに共通する土台に足りない情報がありそうです。
見落とした馬の特徴
人気帯(1〜8番人気)と頭数をそろえて、「見落とした3着内馬」と「AIが8番手以内に置けた3着内馬」を比べました。
| 項目 | 見落とした馬 | 置けた馬 |
|---|---|---|
| 過去の出走が見えていない(2025年以降の記録で) | 23.4% | 12.0% |
| 前走で3着以内 | 9.3% | 33.9% |
| 前走だけ凡走(2〜3走前は好走) | 22.9% | 25.3% |
| 2〜3走続けて凡走 | 48.5% | 30.2% |
「置けた馬」は、人気帯・頭数帯の構成を見落とした馬に合わせて重みを付けた値。下の2行は、過去の出走が1走以上ある馬だけで比較。
ケイバの地図の見方
AIが見落としたのは「前走だけ負けた馬」ではなく、何走か続けて負けているのに、人気では評価が残っていた馬でした。AIは近走の結果を重く見る作りなので、続けて負けると順位を大きく下げます。人気(市場)は、それ以外の情報で評価を残していたと考えられます。過去の出走が見えていない馬の約6割は新馬戦の馬で、これは別の問題として扱っています。
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