クラス実績は本当に重要か — 4つの候補を全出走馬で確かめた
この記事の読み方:2025年2月〜2026年9月の JRA 平地レースを、あとから集計した探索的な研究です。
同じ期間を何度も調べているので、偶然の差が混ざる可能性があります。将来の的中や利益を約束するものではありません。
見落とした馬の特徴から、4つの候補を全出走馬(77,043頭)で確かめました。人気の高い馬ほど持ちやすい特徴もあるので、同じ人気順位どうしで比べています。
4つの候補
- 同クラス以上の好走歴: 過去に、今回と同じか上のクラスで3着以内に入ったことがある。
- 条件復帰: 前走は芝・ダートや距離が違い、今回は以前に走った条件に戻ってきた。
- 芝ダ替わり: 前走と今回で、芝とダートが違う。
- 過去最良と近走の差: 過去で一番良かった走りと、近3走の平均との差が大きい。
同じ人気順位どうしで比べた3着内率の差
| 候補 | 当てはまる馬の割合 | 同じ人気順位での差 | 差がプラスの人気順位 |
|---|---|---|---|
| 同クラス以上の好走歴 | 34.7% | +2.5pt | 18のうち16 |
| 条件復帰 | 9.6% | +0.1pt | 18のうち8 |
| 過去最良と近走の差(上位4分の1) | 25.0% | −0.1pt | 18のうち10 |
| 芝ダ替わり | 11.9% | −2.7pt | 18のうち1 |
当てはまる馬の割合は、過去の出走が1走以上ある65,271頭に対する値。
ケイバの地図の見方
人気をそろえてもプラスが残ったのは「同クラス以上の好走歴」だけでした。2025年・2026年1〜6月・2026年7〜9月のどの期間でも +2〜3pt で、ぶれは小さめです。今のAI(C0)は直近3走までの情報しか使っておらず、クラスの情報を持っていません。
芝ダ替わりの馬は、人気をそろえるとむしろ成績が低めでした。見落とした馬に芝ダ替わりが多く見えたのは、選び方による見かけの差だったと考えています。
このあと
「同クラス以上の好走歴」をAIに1つだけ足したモデル(S4C)を、2026年10月10日以降の新しいレースで検証しています。比べ方は事前に決めてあり、2,000レースに達した時点で1回だけ判定します。それまで新聞の予想は今のモデル(C0)のままです。特徴に関連があることと、AIに足して予想が良くなることは別なので、改善の幅はまだ分かりません。