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馬場適性はどこまで使える? — AIの見落としと馬場の関係

AI競馬研究・馬場|公開 2026-10-06

この記事の読み方:2025年2月〜2026年9月の JRA 平地レースを、あとから集計した探索的な研究です。 同じ期間を何度も調べているので、偶然の差が混ざる可能性があります。将来の的中や利益を約束するものではありません。

「AIが見落とした馬は、雨の日の馬場に強い馬だったのでは?」という仮説を、馬場状態と JRA が発表する含水率・クッション値で確かめました。

比べ方

1〜8番人気で3着以内に来たのに、3つのモデルがすべて9番手以下にした馬(1,189頭)と、同じ人気帯・頭数帯でAIが8番手以内に置けた3着内馬(12,398頭)を比べました。どの項目を比べ、どうなれば「差あり」とするかは、結果を見る前に決めました(全期間と2026年だけの両方で差がはっきりしていること)。

結果

項目見落とした馬置けた馬判定
今回のレースが道悪(稍重・重・不良)27.0%25.7%差なし
今回の含水率が、本人の過去の範囲の外51.7%52.1%差なし
今回のクッション値が、本人の過去の範囲の外(芝)51.3%52.1%差なし
今回が道悪で、同じ芝・ダートの道悪の経験がない61.1%50.8%差なし※

※全期間では差があったが、2026年だけでは差がなかった。過去の出走が1走以上ある馬だけで比べ直すと、全期間でも差は小さくなった(過去の出走が見えない馬が、見落とした側に多かったため)。

ケイバの地図の見方

この比べ方では、AIの見落としを馬場適性で説明できる根拠は見つかりませんでした。これは「馬場は競馬に関係ない」という意味ではありません。「AIの見落とし」と「馬場」の関係が見えなかった、ということです。馬場と血統・競馬場の関係は、馬場研究のページで別に扱う予定です。

含水率とクッション値

JRA は開催日に、芝とダートの含水率(コースに含まれる水分の割合)と、芝のクッション値(芝の表面の反発の強さ)を発表しています。この研究では、JRA が公開している過去の値(開催日の朝の測定)を使いました。2つは測っているものが違い、同じ「良馬場」でも値は日によって変わります。